ミツバチ、人、自然にやさしくをビジョンを掲げ、事業を行っています。
私たち人間が生活していくためには野菜や果物等の食べ物が必要ですが、その農作物の約7割は蜂などの花粉を媒介する生物がいなければ育ちません。
そんな大きな役割を担う蜂は年々減少しつつあるのです。そうなってしまった背景には様々な理由がありますが、温暖化等の異常気象であったり、農薬の大量散布などが主に挙げられます。
そこで私たちはこのような現状を少しでも改善するため以下の活動をしています。
耕作放棄地の再生
近年、農家の高齢化に伴い耕作放棄地が増加しており、農地の借り手が見つかったとしても長年手入れされていない農地の質が十分でなく、作物を育てにくい現状があります。
そこで、八八が緑肥になる蜜源植物を数年間植え、土地を肥沃にしたうえで持ち主に返し耕作しやすい農地を育んでいく活動を行なっております。
また、荒廃した森、山に蜜源植物となる樹木を植樹して山を再生する取り組みも開始予定です。
環境へ配慮をしたミツロウ関連製品の製造・販売
日本のプラスチックゴミの廃棄量は2019年で世界ランク第4位と、大量のプラスチックを排出しています。
しかし、ミツバチの分泌物であるミツロウは環境に優しいラップや木工用のワックスなどとしての活用が可能です。
地球温暖化による気温上昇で植生が変わり、ミツバチたちの生きにくい世界にならないために八八は環境に優しいエコ商品をより多くの人に知ってもらう活動を行なっております。
このように、蜜源となる植物を植え、蜂の住みやすい環境をつくり豊かな自然を少しずつ増やす取り組みを行うと共に、農薬を使わない有機の植物を増やしてまいります。
本当に美味しいはちみつを作り、ミツバチの生きやすい良い環境をつくっていきたいと想っています。
このサイクルを守り、人間だけでなく蜂にも、ひいては自然環境にも良い循環を生み出します。
このような取り組みを大網白里市からスタートし、良い循環を八方に広げてまいります。